

アルゴリズムと検索すると、各分野(数学やコンピューター、言語など)において問題を解くための手順や問題を解くための手続きなどと解説されています。数学的な意味合いが強いようで、問題を解く工夫などと記されていることもあります。
ここでは、SEO業界で使用する「アルゴリズム」と言う言葉についてご説明いたします。
SEO業界で言うアルゴリズムとは、検索エンジンが、順位を決定するために定めている基準をあらわします。GoogleやYahoo!などの検索エンジンは、『アルゴリズム』によって検索順位を決定し、並び替えを行っております。
Googleなどの検索エンジンが決定している、検索エンジンアルゴリズムの詳細は明確に公表されていません。そのため検索順位に関して「●●を実施すれば必ず△△位に順位が上昇する」などという確実な答えは 存在していないのが実情です。
検索エンジンは、よりユーザーにとって有益な検索結果が表示されるよう、 アルゴリズムを更新しています。最近ではたびたび、パンダアップデートやペンギンアップデートなど動物の名前がつけられたアルゴリズム更新が実施されています。
2012年1月1日から10月22日までに実施されたアルゴリズム更新は、パンダアップデートだけでも11回、ペンギンアップデートだけでも3回行われています。
動物の名前がついたこのアルゴリズム更新も、やはり検索エンジンユーザーにとって有益な検索結果(情報)が提供されるようにGoogleが実施しています。
いずれのアルゴリズム更新も事前に公表されることはなく、 不定期に行われています。 アルゴリズム更新後は、Googleのマット・カッツ氏(Googleの検索エンジンを開発する部門の責任者)のTwitter上でや、Googleオフィシャルブログなどで情報が掲載されます。
日々検索エンジンが変化するといってもピンと来ないかもしれませんが、Googleは実に多くの検索品質の改善を行っています。最近では、月初にGoogleが先月何個の検索品質の改善を行ったかGoogleのオフィシャルブログ(英語)上で公開しています。
例えば、2012年9月は22個、2012年8月は43個、2012年7月は27個、2012年6月は59個と月によって検索品質の改善個数は大きく異なります。
2012年9月に公開された内容の一部抜粋すると、
・#82862. [project “Page Quality”] This launch helped you find more high-quality content from trusted sources.
・#83197. [project “Autocomplete”] This launch introduced changes in the way we generate query predictions for Autocomplete.
•#83818. [project “Answers”] This change improved display of the movie showtimes feature.
プロジェクトの名前がつけられている(無いものはIDのみで管理)ことを確認できます。
Googleは検索品質を向上させるために、非常に力をいれて取り組んでいることがわかります。
検索品質の向上のため日々検索エンジンが変化しているため、毎日順位変動が発生しています。
アルゴリズム更新があると、時によっては、検索結果全体の数十%にも影響を与えることがあります。
大きなアルゴリズム更新があった際には、大きな地震が発生したと考えてください。
大きな地震が発生した際には、続いてしばらくの間余震が発生することがあります。皆さん大きな地震で破損した部分を余震が起こっている際に改修したりはしませんよね。
大きなアルゴリズム更新があった場合は、これと同じです。
大きなアルゴリズム更新後は大きく順位が変動し、その後数日間(だいたい1週間程度でしょうか)は順位が細かく変動します。
そのため、この期間はとにかく静止して、アルゴリズム更新の情報収集、静止期間中のSEOワードでの順位変動状況(自社サイト・競合サイト)を監視・情報集めを行うことをお勧めします。
順位変動が落ち着いたら、それまでに収集した情報を元に仮説を建ててSEO対策の見直しをかけるとよいでしょう。
現在の検索アルゴリズム上、重要な順位決定要因の1つにテキスト広告があります。
●アルゴリズムとテキスト広告の関係
アルゴリズムによる順位決定基準は、以下のように 大きく分けて2つの要因があると考えら得ています。
・内部=HTMソースの記述方法、サイトコンテンツの内容等
・テキスト広告=テキスト広告の設定数、品質等
つまりアルゴリズムとテキスト広告は密接に関係していると言え、 テキスト広告はSEO対策を行う上で非常に重要な役割を担っています。
アルゴリズムは更新毎に進化しており、よりユーザにとって有益な検索結果が表示されるよう、テキスト広告の評価属性も常に進化させています。
現段階の評価属性は、テキスト広告数、テキスト広告元のドメイン数、IP分散数、 ページランク、アンカーテキストなど多岐に渡っています。
アルゴリズム更新毎に、重要視されるテキスト広告の属性は変化しています。
ディーボが考える現在のテキスト広告の評価属性は、テキスト広告.jpで ご確認ください。
多くのテキスト広告サービスはある1つの属性に焦点をあて、それが順位決定要因の すべてのような表現をしていますが、それは間違いです。なぜなら、アルゴリズム自体が変化していることに加え、競合の状況は対象のキーワードによっても異なるからです。
なお、ディーボでは、「アルゴリズムの動向」を十分に調査し、ご依頼いただく「対象キーワードの競合状況」を元に、最も費用対効果の高いテキスト広告対策プランのご提案をしています。

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