パンダアップデートとは、他のサイトのコンテンツをコピーしただけの役に立たないサイト、ユーザにとって 価値のないサイトなどの低品質なサイトの順位を下げるとともに調査・研究結果、詳細レポート、思慮深い分析などのオリジナル性のあるサイトの順位を向上させるアルゴリズムです。
現在、パンダアップデートは、通常のアルゴリズムに組み入れられてますので、発表されることはないので、異例の発表となります。
今回のパンダアップデート4.0は、アルゴリズム本体にも大きく改良が加わり、英語で約7.5%という大きな影響があったことが発表された要因だと思われます。
ちなみに初代パンダアップデートは、約11.8%、初代ペンギンアップデートは、約3.1%の影響といわれていますので、今回のパンダアップデートもかなり影響があるといえます。
今回のパンダアップデートは、今年の3月に話があった「次世代型パンダアップデート」と思われます。
この次世代パンダアップデートは、3月の話では、これまでより穏やかな影響になり、小規模サイトにプラスに働くようになるといわれていました。
アメリカのe-bayが、直近で、大きく順位を下げている原因が、このパンダアップデートが関係あったといわれています。
ページ数が少ない小規模サイトにいい影響があった可能性が高いです。
さらにマットカッツ氏は、パンダアップデートの発表の後に「Payday Loan(ペイデイローン)アップデート」の発表をしています。
こちらは、Payday Loan(即日融資)やViagra(バイアグラ)、ポルノなどの非常にスパムサイトが多い検索キーワードを対象にスパムサイトを排除して、有益な結果に戻すことを目的としたアルゴリズムアップデートです。
正確には、「Payday Loan(ペイデイローン)アップデート」は通称で、Googleからの正式名称ではありません。
上記のようにPayday Loan(ペイデイローン)というキーワードに調整が入ったことでその名前が付きました。
影響は、きわめて限定的で英語で約0.2%です。検索キーワードが限られていることから、一般の人には、ほとんど無関係のアルゴリズムアップデートだといえるでしょう。
弊社のnamaz.jpで5月16日から本日まで大きな順位変動を記録していますが、主にパンダアップデート4.0の変動が計測されているものを思われます。
パンダアップデートは、テストを兼ねて、徐々に更新されていきますので、1週間ほどかかると思われますので、もう数日は変動がある可能性があります。
総じて、今回の順位変動は、内部要素による変動が多いと思われますが、外部リンク関連と思われる順位変動も限定的ではありますが、起こっております。