2013年6月11?12日にアメリカのシアトルで「SMX Advanced Seattle 2013」が開催されました。
Googleの社員も参加し、ペンギンアップデートやパンダアップデートなどについても言及され、SEO関連サイトやブログで話題になっています。
これらの情報から特に知っておいたほうがいいと思うもののみをピックアップして、わかりやすくまとめました。
ペンギンアップデート2.0
- ペンギンアップデートの対象はウェブスパム。ハッキングサイト等その他のタイプは対象ではない
- 初代ペンギンはトップページのみに影響。ペンギンアップデート2.0は中ページも対象となった
- どのくらいスパムが多いかで影響度合いが変化
→英語では影響少なめ。(参考:その他の言語 トルコ語 10.9%程度、アラビア語 13%程度)
パンダアップデート
- パンダアップデートについては、今後、特別なアナウンスはしない
- 現状、パンダアップデートの大きな更新はなく、細かなアップデートのみを少しずつ実施中
※なお、Googleではパンダアップデートに限らず、年間500以上のアルゴリズムを更新
- 完全にパンダアップデートにひっかかるべきではないグレーなサイトの救済対策を準備中
スパムが多い検索クエリに対するアルゴリズム更新
直帰率、Google+1ボタン
- 検索順位に影響なし
※Google Chrome、Googleアナリティクスもランキング要因として使っていない
ページスピード
- ページスピードが速くてもランキングが上がるわけではない
- ただし、遅いと評価が下がる(ペナルティではない)
- 他の条件が同じ場合、遅いサイトのほうが順位が下
アンカーテキスト
- 海外のマーケティング会社のリサーチでは、上位表示とアンカーテキストのマッチ度による相関性が下がった
まとめ
今回のカンファレンスで、SEO担当者が最も注目すべき情報は「アンカーテキスト」のデータですね。
これは被リンクのアンカーテキストの中で、例えば「札幌 エステ」など狙っているキーワードだけのアンカーテキストの割合が多く、偏っていると上位表示に悪影響を及ぼす可能性がある、ということを意味しています。
今後の被リンク対策では、ますますアンカーテキストの分散が必須ですね。
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本調査資料では以下のことを記載しています。
- アンカーテキストの割合を示した円グラフ
- アンカーテキスト一覧と各アンカーテキストの被リンク数
- 取得できた被リンク一覧(URL、ページタイトル、アンカーテキスト)
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